日本式履歴書の書き方:完全マニュアル
日本の履歴書(りれきしょ)は、海外のレジュメやCVとは大きく異なります。 独特のフォーマットやルールがあり、外国人にとっては戸惑うポイントも多いでしょう。 このガイドでは、日本式履歴書の書き方を詳しく解説します。
日本の履歴書の特徴
日本の履歴書には以下のような特徴があります:
- 決まったフォーマット(JIS規格)がある
- 顔写真を貼付する
- 学歴・職歴を時系列で記載
- 志望動機や自己PRを記載する欄がある
- 手書きが好まれる場合もある(企業による)
履歴書の入手方法
履歴書は以下の方法で入手できます:
- コンビニ・文房具店 - 紙の履歴書を購入
- 100円ショップ - 安価で購入可能
- インターネット - テンプレートをダウンロード(doda、リクナビなど)
- 企業指定 - 企業独自のフォーマットが指定される場合も
各項目の書き方
日付
履歴書を提出する日付を記入します。郵送の場合は投函日、持参の場合は当日の日付。 西暦(2025年)でも和暦(令和7年)でもOKですが、履歴書全体で統一しましょう。
写真
履歴書の写真には細かいルールがあります:
- サイズ:縦4cm × 横3cm
- 撮影時期:3ヶ月以内
- 服装:スーツ着用が基本
- 表情:自然な笑顔、歯は見せない
- 背景:白または薄い青
- 髪型:清潔感があること
写真館や証明写真ボックス(駅などにある)で撮影できます。 スマホアプリで撮影し、コンビニでプリントする方法もあります。
氏名・ふりがな
氏名は戸籍に登録されている正式な名前を記入。 外国人の場合は、在留カードに記載されている名前を使用します。 ふりがなは「ひらがな」または「カタカナ」で記入(欄の指示に従う)。
生年月日・年齢
生年月日は西暦または和暦で記入。年齢は提出時点の満年齢を書きます。
住所・連絡先
現住所を都道府県から番地、マンション名・部屋番号まで正確に記入。 電話番号は日中連絡が取れる番号(携帯電話が一般的)。 メールアドレスはビジネスにふさわしいものを使用しましょう。
学歴
学歴の書き方のポイント:
- 中学校卒業から記入するのが一般的
- 学校名は正式名称で(略称は使わない)
- 海外の学校は、国名と学校名を記入
- 「入学」「卒業」を明記
- 学部・学科・専攻も記入
例:
2015年 9月 〇〇大学 工学部 情報工学科 入学
2019年 6月 〇〇大学 工学部 情報工学科 卒業
職歴
職歴の書き方のポイント:
- 時系列順に、すべての職歴を記入
- 会社名は正式名称で
- 「入社」「退社」を明記
- 部署名、役職があれば記入
- 退職理由は「一身上の都合により退職」が一般的
- 現在在職中なら「現在に至る」
免許・資格
取得した免許・資格を取得年月順に記入します:
- 日本語能力試験(JLPT)N1、N2など
- TOEIC、TOEFLのスコア
- ITパスポート、基本情報技術者など
- 普通自動車免許
- その他、業務に関連する資格
志望動機
志望動機は最も重要な項目の一つです。以下のポイントを押さえましょう:
- なぜその会社なのか - 企業研究に基づいた具体的な理由
- なぜその職種なのか - 自分のスキル・経験との関連
- 入社後どう貢献できるか - 具体的なビジョン
200〜300字程度で、簡潔かつ熱意が伝わるように書きましょう。
自己PR・特技
自分の強みや特技をアピールする欄です:
- 仕事に活かせるスキルや経験
- 性格的な強み(協調性、リーダーシップなど)
- 具体的なエピソードを添えると説得力が増す
手書き vs. パソコン
以前は手書きが主流でしたが、現在はパソコンで作成した履歴書も広く受け入れられています。
- 手書きが好まれる場合 - 伝統的な企業、接客業、事務職など
- パソコンが好まれる場合 - IT企業、外資系、スタートアップなど
迷った場合は、企業に確認するか、パソコンで作成するのが無難です。
よくある間違い
- 誤字脱字(修正液の使用はNG、書き直す)
- 空欄が多い(「特になし」と書く)
- 写真の貼り忘れ、古い写真の使用
- 西暦と和暦の混在
- 志望動機が使い回し(企業ごとにカスタマイズ)
まとめ
日本の履歴書は、あなたの第一印象を決める重要な書類です。 フォーマットやルールを守りつつ、自分の強みや熱意が伝わるように丁寧に作成しましょう。
わからないことがあれば、ハローワークや転職エージェントで添削を受けることもできます。 完璧な履歴書で、就職活動を成功させましょう!